予備調査・定期相談会について
よくいただくご質問・お問い合わせ

■ 広島欠陥住宅研究会とは、どのような会ですか?

1999年5月29・30日に開催された「欠陥住宅被害全国連絡協議会(全国ネット)第7回広島大会」にあわせて、中国地方初の地域ネットとして設立。

所属団体・役職を超えて、欠陥住宅の被害予防と救済の趣旨に賛同する研究者・建築士・弁護士・一般の人々が、それぞれ「個人」の資格で参加しています。

2002年に設立した欠陥住宅被害中国四国ネットの広島支部としても活動を続けています。

予備調査や定期相談会は「建物に欠陥がある」という相談のみが対象でしょうか?

建物に欠陥現象があるという相談のほか、予期せぬ追加工事代金の請求などの契約内容に関する相談、工事途中で請負契約が終了した場合の出来高清算に関する相談、リフォーム工事に関するトラブルの相談など多く寄せられています。

建築紛争全般を相談対象にしておりますので建築に関するトラブルでお困りの方は、お気軽に事務局にお問い合わせください。

施工業者ですが、施主より引き渡した建物について欠陥があるとの指摘を受けています。施工業者側から予備調査を申し込み、施主が指摘する部分が欠陥であるかどうかを判断してもらうことは可能ですか。

広島欠陥住宅研究会は、欠陥住宅被害の予防と救済を目的に設立された団体ですので、施工業者・販売業者等からの相談・予備調査の申し込みには対応しておりません。

建設中の業者の対応に納得できず、建物の安全性に漠然とした不安を抱いています。現時点で不具合などはありませんが、予備調査で建物の安全性について網羅的な調査をしてもらえませんか?

予備調査とは、原則として、建物に具体的な不具合現象がある場合に、原因判断のための本格的な調査が必要であるか、必要な場合にどのような調査方法が適切であるかを判断するための目視調査ですので、網羅的な安全性の調査は行っておりません。

建物の状態をしっかりと経過観察していただき、今後、具体的な不具合現象(例えば、建物の傾きや基礎のクラックなど)が発生するようであれば、予備調査をご検討いただければと思います。

また、無料定期相談会で、どのようなことに注意しながら建物を観察していけばよいかなど専門家のアドバイスを聞いていただくのもよいかもしれません。

予備調査の対象が広島市外の場合、交通費が必要とのことですが、算定基準などがありますか?

基本的に、実費(ガソリン代・高速道路利用代金など実際に交通費として支出した金額)の精算となります。遠方の場合は、事前に交通費の見込み額などをお伝えするように心掛けております。詳細は事務局にお問い合わせください。